「サイコパス」の定義についての誤解を解きたい(ドラマ「あなたの番です」を見て)


こんにちは。タケルです。
 
私は都内某企業でITエンジニアをやっています。
相変わらず仕事してます。
 
 
普段の本ブログでは、私が勉強したITの知識(アプリ、インフラ、NW全般)の知識を
広く知ってもらいたい、という思いで書いています。
 
 
しかし、今回の話はITとは全く関係無いので、興味のない方は
ブラウザバックしてください。
 
 
今日のブログの本題に入ります。
 
 
 
少し前の話になってしまいますが、ドラマ「あなたの番です」が
すごくバズりましたよね。
 
 
 
脚本、役者さんの演技共に個人的には大満足のドラマでした。
まだ見ていない方は、今ならHuluに加入すれば見れるんじゃないでしょうか。
※宣伝するつもりは全くありません。
<Huluリンク>
https://www.hulu.jp/

そんなこんなで、今回のドラマでは黒幕が猟奇殺人鬼であり、SNSを見ていても、
恐ろしい、サイコパスだ、といった色んな意見が広がっていました。
 
 
 
 
 
 
 
ふと気になったのですが、ドラマの話だけでなく、日常的にも、
ちょっとやばい人がいれば、サイコパスだ、という人がいますよね。
 
 
 
 

ここで私は、「サイコパス」という言葉の定義を改めて考えてみました。
 
 

ここまでの話を聞けば、「サイコパス」の定義って
「やばいやつ」、「殺人鬼」、「狂っている」といった意味に見えますが、、、
 
 
 

ちょっと待ってください。
サイコパスってほんとにこういったマイナスのイメージの意味だけなんでしょうか。
 

実は違います。
 

少しWikipediaで調べてみました。

以下、Wikipediaより引用。

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犯罪心理学者のロバート・D・ヘアは以下のように定義している。
・良心が異常に欠如している
・他者に冷淡で共感しない
・慢性的に平然と嘘をつく
・行動に対する責任が全く取れない
・罪悪感が皆無
・自尊心が過大で自己中心的
・口が達者で表面は魅力的
Wikipediaリンク>
https://ja.wikipedia.org/wiki/精神病質
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ここまで見ても、悪い意味に見えますね、、、

実はサイコパスの定義って以下だと思ってます。
 

目的のために、手段を選ばない人
 

これは、自分の快楽のために他人を傷つける、とかそういう意味ではありません。
実はこれってビジネスにおいて非常に重要な考え方だと思ってます。
 
 
ビジネスをやるって、時には本当に辛い選択を瞬時に求められます。
だらだらと悩んでいる暇なんてありません。
 
 
以下、一例です。
・あるプロジェクトにおいて、生産性の低い人を下から切る。(クビにする。)
・顧客からの仕様変更要望に対して、自社の瑕疵責任なのかそうでないのか、実現可能か不可能か
 対応することのメリットデメリット(自社と顧客双方について)を瞬時に判断して回答する。
・停滞しているビジネスを全て捨て去り、新しいビジネスに方向転換する。
 (もちろん既存の役割や人も刷新する可能性もある。)
 
人って皆、自分から物事を決めることは好みません。それが自分以外の人間に莫大な影響を与えるのなら、なおのことです。
しかし、人の上に立つ人や、ゼロから「1」を生み出す人、プロジェクトを前に進める人は、常にこういった「選択」、そして「決断」を迫られます。
そういった意思決定を容赦無くできる人のことを、私は「サイコパス」って呼んでいます。
 

ものすごく個人的な意見ですが、世の中の半分以上の人は、
自分で物事を決めない「作業者」だと思ってます。
 
もちろん「決める」ことがめんどくさければ、黙って人のいうことを聞いていれば、
それなりに稼ぐことも、地位を築くこともできます。

しかし、世の中がインターネットで繋がって、今まさに本当に必要な仕事、
役割が求められている時代です。

年齢、国籍、立場に関わらず、今この世で生きている全ての人が、
今自分がやっていること、考えていること、今生きている場所が本当に正しいのかどうか、考えて欲しいなって思います。

考えて生きれば、遊びも仕事もどんどん楽しくなります。
考えること、勉強することって、こんな楽しいんだ、ってことを沢山の人に知って欲しいです。
 
今日のまとめ

・「サイコパス」とは、目的のために、手段を選ばない人
・人は皆、常に考える必要がある、考えた上で、「決断」する必要がある。
・考えること、勉強することで、人生が何倍も楽しくなる。
 
ってことで今日も勉強したいと思います。

それではまた。